2025年度9月 月例会レポート

2025年9月17日(水)、広島イノベーションベース(HIB)は広島市のHiromalabにて、「第22回 9月月例会」を開催しました。今回の月例会では、【完全オフレコ】人間を理解するとは?をテーマに、変化の激しい現代において、経営者たちが“これからの働き方”を共有しました。


パネルディスカッション|【完全オフレコ】人間を理解するとは?

「わかったつもり」で人と接し、「わかってもらえない」と嘆く──。人間理解は思いやりや共感力にとどまらず、経営や組織づくりの核心にあります。マネジメント、リーダーシップ、チームビルディング、顧客との関係……そのすべてが「人をどう理解するか」にかかっています。

今回の月例会では、経営者が実体験をもとに「人間理解」をどう捉えてきたのか、熱い議論が交わされました。

【登壇者】
■ 岡崎 純也 氏|株式会社FAMZ 代表取締役
■ 栗原 正宗 氏|株式会社共栄 代表取締役
■ 山崎 幸枝 氏|株式会社petapeta 代表取締役
【モデレーター】
■ 児玉 昇司 氏|エス株式会社 代表取締役

印象的だったのは、人の話を聞く姿勢と同時に“無視する勇気”も必要だという指摘や、小さな成功体験を重ねることで人は変わっていけるということ。また、「人は変われるのか?」という問いに、多くの登壇者が“変われる”と答えたことも強く心に残りました。

さらに、「人は変われるのか?」という問いに対して、多くの経営者が「変われる」と答えたのも印象的でした。ただしその背景には、環境や役職といった外的要因が大きく影響することも明かされ、人間理解が経営や組織づくりの核心にあることを改めて実感させられる時間となりました。


懇親会・TAV(Take Away Value)

月例会後はそのまま同会場で懇親会を開催。登壇者の創業のきっかけについてさらに掘り下げるなど、活発な交流が行われました。

TAV(Take Away Value)シェアでは、参加者から次のような声が寄せられました。

  • 「人の話を聞くことと同時に、ときには“無視する勇気”も必要だという言葉が印象に残った。小さな成功体験を積み重ねることで人は変わっていける、というカブトムシの比喩も学びになった」
  • 「人は変われるのかという問いに、多くの登壇者が“変われる”と答えていたのが心に響いた。環境や役職の違いによって人は大きく変わるという視点も得られた」
  • 「まだ人を雇う立場ではないが、将来に向けて必ず役立つ学びになった」

一人ひとりが自分の言葉で気づきをシェアすることで、パネルディスカッションで得た学びを再確認し、明日から実践できる知恵へとつなげる時間となりました。


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