2025年度7月 月例会レポート

2025年7月23日(水)、広島イノベーションベース(HIB)は福山市のiti SETOUCHI TOVIOにて、「第20回 7月月例会」を開催しました。今回の月例会では、【完全オフレコ】退職者が続出。会社を救え!をテーマに、組織崩壊の危機と解決への糸口についての経験を共有しました。
パネルディスカッション|【完全オフレコ】退職者が続出。会社を救え!
今回のディスカッションでは、企業成長の中で直面した“離職ラッシュ”や“組織崩壊”の危機を、実際に体験した経営者が登壇。経営者としての苦悩を開示し、そこからどう解決への糸口を見つけたのかについてシェアしました。
【登壇者(敬称略)】
■吉村 公孝 氏|HIB代表理事/ベイシス株式会社 代表取締役社長
■ 佐藤 友彦 氏|HIB第4期運営会長/4FUL株式会社 代表取締役
【モデレーター(敬称略)】
■ 児玉昇司氏|エス株式会社 代表取締役
吉村氏は、実体験に基づく当時の心情を告白。「多くの社員が会社を離れてしまうなど、大変な時も確かにあった。でも、そんな苦境のなかでも、信じられる人たちの存在がとても大きかった」と、当時の再建を支えた、家族、社内の仲間、フォーラムの“3つの力”を語りました。
佐藤氏が語られたのは、毎日の中でひっかかる小さな“違和感”の蓄積が危機の兆候であるということです。「感じた違和感を放っておかない勇気と、現場の声に耳を傾ける姿勢が重要」と強調しました。
懇親会・TAV(Take Away Value)
月例会後はそのまま同会場で懇親会を開催しました。登壇者のMVVについて、より深く掘り下げるなど、活発な交流が行われる場面が見られました。
TAV(Take Away Value)シェアでは、
「AIが発達する中で、果たして人を採用することがどの程度必要なのか」
「自社内では採用には至っていないが、これから経営を考える上で視座が上がった」
「退職、と聞くとネガティブな印象をうけるが、会社にとっても社員にとってもより輝くための選択という見方もできるのではないか」
パネルディスカッションで得た知見を自分の言葉で表現し、明日から実践可能な知識を会場内で再確認する時間となりました。
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